ニッキン(金融・金融機関向け新聞)において、表題の記事が出ておりました。概要は以下のとおりです。
・金融機関が見直しを図っているのは、返済猶予を延長するリスケジュールが常態化する実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資先。
・関東地区信用金庫の融資担当者は「再生の見込めない先にもう一度融資して(問題を)引き延ばすわけにはいかない」と吐露。
・これまで継続的な訪問により与信管理や経営改善を行ってきたが、金利上昇局面に入り支援対象の選択と集中が一段と進む可能性がある。
・融資代行プロには、地域銀行や信金、政府系金融機関などからの資金調達が困難となった事業者の相談が急増している。
・金融機関が選択を進める背景には経営改善支援の人的リソース捻出が難しくなっていることもある。
金利上昇局面となってきており、金融機関側の姿勢が変わってきているのも実感しています。